カカオと日本のつながり
チョコレートの原料となるカカオの半数は、西アフリカのコートジボワールとガーナで生産されています。日本に輸入されるカカオの約7割がガーナからのものです。また、ガーナにとっても日本は主要な輸出国の一つとなっています。
何が問題なのか
ガーナでは、カカオ生産により過去30年の間に約65%の森林が失われました。カカオ生産の多くは家族経営の小規模農家により行われていますが、カカオ農家の収入が保証されていないという問題があります。そのため、森林を切り開いてカカオ農園に転換したり、子どもに農作業を手伝わせることを余儀なくされています。
こういった状況に対して、JATANでは海外の団体とも連携しながら、世界の大手チョコレート企業の取り組みを評価した「世界チョコレート成績表」を公表しています。わたしたちにも馴染みのある日本企業の取り組みについてもぜひ見てみましょう。