【終了しました】4/21(金)【ウェビナー】チョコレートがガーナの森を壊す?~ガーナの森林破壊とアグロフォレストリーの現状

カカオ生産の裏には児童労働や貧困の問題があることは知られていますが、森林破壊の問題については日本ではまだまだ知られていません。日本に輸入されるカカオの7割がガーナ産であり、ガーナからのカカオとカカオ製品の輸出先の第2位が日本であることから、日本にとってガーナの森林破壊には大きな責任があると言えます。今回は今年1月にガーナを調査した榎本より、ガーナにおける森林破壊とアグロフォレストリーの現状をご報告します。また、森林破壊をモニタリングする、マイティー・アースの作成したガーナのカカオ・アカウンタビリティ・マップについてもご紹介します。

【日時】2023年4月21日(金)16:00~17:30

【内容】
1.「ガーナにおける森林破壊とアグロフォレストリーの現状」
榎本肇(熱帯林行動ネットワーク/JATAN)

2.「ガーナ・アカウンタビリティ・マップについて」
マイティー・アース(未定)

3. 質疑応答

【お申し込み】
Zoomでのオンライン開催となります。以下の登録フォームよりお申し込みください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZckde-pqjooEt2eCzFsh0swY8f3uN-mfIEA

【参加費】無料

【主催団体の概要】
・熱帯林行動ネットワークは、熱帯林をはじめとした世界の森林の保全のために、森林破壊を招いている日本の木材貿易と木材の浪費社会を改善するための政府、企業、市⺠の役割を提言し、世界各地の森林について、生物多様性や地域の住⺠の生活が守られるなど、環境面、社会面において健全な状態にすることを目指しています。2010年以降はプランテーションが森林や地域社会に及ぼす影響熱帯林保全に関わるNGO6団体のネットワークであるプランテーション・ウォッチの事務局団体として、環境・社会問題に配慮した責任あるパーム油等の調達を企業に求める活動も進めています。

マイティー・アース(Mighty Earth)は、土地、海洋、気候を守るため、活動する世界的キャンペーン団体。 森林破壊と人権侵害をサプライチェーンから排除する方針を採用するように世界大手の食品企業と農業法人を説得する上で主導的な役割を果たし、クリーンエネルギーに数十億ドル規模の資金の移転を行うよう推進しています。国際的に変化を訴えたり、あるいは地元レベルで呼びかけをし、環境保護の動きを促しています。チョコレートに関するキャンペーンは、Chocolate’s Dark Secret(2017年9月)というレポート発表から始まり、その問題提起を受けてカカオ業界は2017年にCocoa and Forests Initiative(CFI)を設立しました。マイティー・アースは、それ以降、現地での調査や衛星監視活動などにより、森林と人権の実態をモニタリングしています。

【主催】熱帯林行動ネットワーク(JATAN)、マイティー・アース(Mighty Earth)
【協力】プランテーション・ウォッチ、地球・人間環境フォーラム

<本件に関するお問い合わせ>
熱帯林行動ネットワーク(担当:中司、榎本)
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-13-11 JF千駄ヶ谷 4F
電話:03-5843-6720(テレワークのため留守番電話となっております)
Eメール:cocoa[@]jatan.org