10/13(金)助成事業に関連する報告会のお知らせ 「地球にやさしいカード」助成事業 第15回研究・活動報告会の開催

2023(令和5)年10月13日(金)に第15回研究・活動報告会を開催します。
様々な環境問題に取り組む助成団体のうち、本年は下記記載の2団体から、日頃の活動状況が報告されます。入場無料です。多くの皆様に助成団体の日頃の活動状況をお聴きいただければと願っています。こぞってご出席をお願い致します。

【主催】公益財団法人 緑の地球防衛基金
【後援】SMBCファイナンスサービス株式会社 地球にやさしいカード
【日時】2023(令和5)年10月13日(金)14:00~16:00
【場所】馬事畜産会館2階会議室
〒104-0033 東京都中央区新川2丁目6−16
(地下鉄東西線・日比谷線「茅場町駅」徒歩5分、JR京葉線・地下参日比谷線「八丁堀駅」徒歩5分、都営バス16系統東京駅八重洲口発保川車庫前または東京ビッグサイト行きバス停「新川」下車徒歩2分)

【研究・活動報告(14:10~16:00頃)】
(1)「ウミガメとその産卵地を守る」
/NPO法人サンクチュアリエヌピーオー 前理事長 馬塚 文司

遠州灘海岸は、絶滅危惧種であるアカウミガメの本州における最大の産卵地です。
しかし、人々の生活域に近いため多様な影響を受けています。砂浜の減少は深刻で、人工紫外線による子ガメの海帰行動への障害、海岸のプラスチック問題など多くの課題を抱えています。サンクチュアリエヌピーオーは、36年間にわたって、産卵調査など各種調査を行うとともに、産卵地の保護・砂浜の浸食防止対策、オフロード車の海岸走行の禁止の行政への働きかけなどの諸活動を続けてきました。今回は、当該団体のこれまでの活動や、各種取り組み等のご苦労の一端等をお話しいただきます。

(2)「インドネシアにおけるオランウータン保護の基盤強化に向けた植林活動」
/熱帯林保護ネットワーク 代表 原田公

当該団体は、インドネシアの現地NGOであるCOP (オランウータン保護センター)と共同で、絶滅の危機に瀕しているオランウータンの保護に向けた活動に取り組んでいます。しかし、将来的にオランウータンの野生復帰の場所として計画されている森林地域が、伐採や焼畑、火災により荒廃してしまっています。そのため、周辺コミュニティとも連携しながら、荒廃した地域での植林活動に取り組んできました。今回は、当該団体のこうした活動のご苦労の一端等をお話しいただきます。