セミナー「国際協力に携わるには~持続可能なメコン河流域を目指して」
2019年10月9日(水)18:30~20:30@JICA地球ひろば(201AB室)
国連のSDGs(「持続可能な開発目標」)が示すように、私たちの未来は課題にあふれ、持続可能な社会を実現するための行動が急務となっています。
メコン・ウォッチは20年以上、東南アジアの大陸部を流れるメコン河流域(ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナム、中国)の環境社会問題に取り組んでいます。メコン河流域でも、今年は数十年来の大旱魃(かんばつ)のあと豪雨が見舞い、気候変動の影響を懸念する声が強まると同時に、再生可能エネルギーへの転換など資源の有効活用への機運も高まっています。
持続可能な社会の実現は私たちみなに共通する課題ですが、若い世代の人びとにとってはとりわけ深刻です。未来への課題を放置すれば、その影響をもっとも受けるのが現在の若い世代だからです。メコン河流域でも若者の社会参加の重要性が指摘され、若者自身が国境を越えたネットワークを起ち上げて活 動しています。日本でもSDGsに関心を寄せる若者は少なくありません。しかし、若い世代の人びとが持続可能な社会を目指して主体的に活動できる機会は依然として限られています。そうした機会を、日本も含めたアジアでどのように広げてゆけばよいのでしょう?この問いへの答えを探ることが今回のセミナーの主な目的です。
タイを拠点にSENS(School of English for Social Engagement=「社会に関わるための英語教育」)を運営するセオドア・メイヤー氏が来日し、持続可能な社会の実現を目指す若者を支える活動の一例としてSENSの実践と経験を報告します。
SDGs、環境社会問題、気候変動、東南アジア、英語教育に関心のある方など、どなたでもご参加いただけます。
プログラム:
スピーカー:
(ゲスト)セオドア・メイヤー氏
木口由香(メコン・ウォッチ 事務局長)
土井利幸(メコン・ウォッチ シニア・アドバイザー(タイ駐在)
・イントロダクション、スピーカー紹介
・東南アジアにあるメコン川流域の環境・社会問題
・環境や社会問題に対する海外の若者の取組み
・参加者からのコメントと発言者の応答
・質疑応答・討論
・まとめ
スピーカープロフィール:
セオドア・メイヤー(Theodore Mayer)氏
メイヤー氏は、現在、タイのバンコクに拠点を置くINEB(International Network of Engaged Buddhists=「社会に関わる仏教徒の国際ネットワーク」)研究所の教務部長として、2016年に自らが起ちあげたSENSを運営している。SENSでは、気候変動などグローバルな課題に対して、国境や宗教を越えて集まった参加者が知恵や共感を駆使しながら、若手リーダーとして成長することを目指している。
言語: 日本語(一部英語(日訳あり))
日時: 2019年10月9日(水)18:30~20:30 (開場18:15)
場所: JICA地球ひろば(201AB室)
東京都新宿区市谷本村町10-5 JICA市ヶ谷ビル内
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アクセス(JR中央線・総武線「市ヶ谷」 徒歩10分、東京メトロ有楽町線・都営地下鉄新宿線「市ヶ谷」A1番/4番出口 徒歩10分、東京メトロ有楽町線・南北線「市ヶ谷」6番出口 徒歩8分、都営地下鉄新宿線「曙橋」A3番出口 徒歩10分)
定員: 30名
参加費: 無料
申込: 下記のサイトでフォームにご入力ください。
ご入力はこちら
または、以下のアドレス宛にお名前、連絡用メールアドレスをお送りください。
event(@)mekongwatch.org 送信時は()を外してください。
共催/協力: (NPO法人)メコン・ウォッチ、(NPO法人)アーユス仏教国際協力ネットワーク、
International Network of Engaged Buddhists(INEB)
問合せ先: 特定非営利活動法人メコン・ウォッチ
Tel: 03-3832-5034 Fax: 03-3832-5039
Email: info(@)mekongwatch.org 送信時は()を外してください。
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