【日時】 2016年2月5日(金)午後2時開演~5時まで(13時半開場)
【場所】 貸し会議室 内海 2F /東京都千代田区三崎町3-6-15
【アクセス】 最寄り駅:JR水道橋駅より3分/地図
近年、インドネシアでの森林火災による煙害問題はますます深刻化し、昨年はメディアでも大きく取り上げられました。火災によるCO₂排出量は一日当たり1500万トン以上と、米国全体の一日当たりの排出量を超え、インドネシアの経済的損失は2兆円を超えています。
このセミナーでは、森林火災を引き起こす原因・背景であるパーム油と紙パルプ生産の環境・社会面の問題を、現地の状況からお伝えします。インドネシアでオランウータンの保護活動を行っている NGOのパウリヌス氏を招き、パーム油を生産するアブラヤシのプランテーションがもたらす影響についてご報告いただきます。またもう一つの火元 である紙パルプ産業について、日本でもコピー用紙やティッシュを多く販売しているエーピーピー(APP) 社の関わる事例をお話します。
【プログラム】
1. 「インドネシアにおける森林火災・煙害問題について」
/中司喬之(熱帯林行動ネットワーク:JATAN)」
2. 「森林火災からオランウータンを守れ!パーム油開発に挑む」(逐次通訳付き)
/パウリヌス氏(Centre for Orangutan Protection:COP)
3. 「製紙会社APPの行状について~森林保護方針から3年」
/川上豊幸(レインフォレスト・アクション・ネットワーク)
【参加費】 500円
【参加申し込み】 お申し込みはこちら
【主催】 プランテーション・ウォッチ(熱帯林行動ネットワーク、レインフォレスト・アクション・ネットワーク、地球・人間環境フォーラム、国際環境NGO FoE Japan、サラワク・キャンペーン委員会、メコン・ウォッチ)、ウータン・森と生活を考える会
【問い合わせ先】
熱帯林行動ネットワーク TEL:03-5269-5097 WEB:http://jatan.org
プランテーション・ウォッチ WEB:http://plantation-watch.org
<このセミナーは平成27年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催されます。>