インドネシア・スマトラ島の紙パルプ産業

泥炭湿地帯における紙パルプ用伐採

海岸部の湿地帯でも、いくつもの産業植林権が認可され、天然林の伐採が行われています。伐採した木材をボートで運ぶための運河が建設されるため、泥炭層を乾燥させ、それに伴う森林火災の発生、地盤沈下、川の汚染などを招いています。


湿地林が皆伐された風景。建設された運河沿いに、伐採された木材が積まれているのが見える(Alam Sumatra Foundation提供)


伐採されボートで運ばれた木材をトラックに積み替える(ケルムータン村)


ケルムータン村における天然林の皆伐。手前に見られるのが、伐採した木材を運ぶための運河


運河建設のために生育の悪いトウモロコシ(トゥルク・ビンジャイ村)


地盤沈下によってむき出しになったココヤシの根(プラウ・ムダ村)


大型のいかだ船に積み替えられて運ばれる大量の木材

写真館

現地報告記事 | 熱帯林破壊たっぷりのコピー用紙 | ホームページ

© 2005 熱帯林行動ネットワーク(JATAN)